男子サッカー・予選リーグ 日本−パラグアイ

なんといいますか、1点目が全てでしたね、この試合は。


あの判断ミスは、初戦で平常心を失っていたことが最大の原因なんでしょうけど、GKとの連携ミスでもあるのかなぁと思ったりしてます。端的に言えばオーバーエイジの副作用というか。
GKが曽ヶ端だったために、

この間合いだとクリアしないで繋げるかな?→詰めてきてれば教えてもらえるはず→何も言われないから大丈夫なんだよね→繋ごうとする→詰められてる→えっ??→かっさらわれて失点orz

という感じで、無意識のうちにGKをあてにしてしまった結果の失点でもあるんじゃないかなーと。
この場面でGKが黒河だった場合、

この間合いだとクリアしないで繋げるかな?→あまりコーチングしない方だからちょっと心配→とりあえずセーフティーにいくか→シンプルにクリア→詰められない

と、大会初戦の序盤としては最も安全な選択肢を選ぶことができたのではないかと思うのです。ずっと一緒にやってきているから、あてにならないことはどこまで信頼できるか感覚で解ってますしね。
曽ヶ端はもちろん悪いGKではないんですけど、あんまりファインセーブを連発するようなイメージはないですし、神が降りたときの川口みたいに1人でどうにかしちゃうようなGKではないですからねぇ。
その辺を考えると、実績と安定重視で楢崎にするか、連携重視で黒河・川島・林から2人でよかったのかもしれないなーと。