J1第28節 清水エスパルス−ジュビロ磐田

立ち上がりは清水がサイドからの組み立てを見せていました。マルキーニョスのキープがいいアクセントになり、太田・市川が右サイドを突破してチャンスを作ります。ただ、市川からのボールがことごとく読まれているのが少し気になりますが…


20分あたりから磐田が徐々に仕掛け始め、斎藤・市川の前あたりにぽっかりと空いていたスペースを的確に突いてきます。
先制点は26分、誰も詰めてこないクロスボールに対して、GKだけでなくDFが2人も処理に向かってしまい、カレンも西もフリーになってあっさり先制。
…かぶってる、かぶりすぎだよおまいらorz


この失点が、チームの不調を物語ってますね。
あれって、3人が3人とも「自分がやらなきゃ」って思ったことが原因なんだと思います。普通に周りが見えていれば&連携が取れていれば、GKがキャッチして攻撃終了になる場面に見えました。
最近の大量失点で周りも見えないし連携も悪くなっているんだろうから、守備陣に関しても目先を変えてみる価値はあるんじゃないかなぁ…と思いました。
っていうか、黒河くん大事にしないとどっか行っちゃうよ?


同点ゴールを決めた兵働ですが、サイドアタッカーとしては少々動きに軽快さがないのが気になりました。速さで切り込んだりスペースを使ったりするより、サイドで組み立てるタイプの選手なんですかね。


同点から中山投入までの約10分間、磐田の出足が2テンポくらい遅れていました。ルーズボールが拾えないだけでなくパスすらまともに繋がらず、磐田らしからぬ大混乱でした。この程度で浮き足立つチームだったっけ?


今日の試合を見ていて、代表の左サイドには村井を強く推したいと思いました。
ボールの受ける位置がすごくいいからなのか、縦に抜けるか自分で斬り込むかシュートを撃つか中に戻すか判断しにくいんですよね。
サイドの選手にしてはシュートの優先順位が高めなので、撃ってくることを考えながら守備をしなければならないですし、9割方突っかけてくる誰かさんと比べて守りにくさはかなりのものなんじゃないかと思いました。